| -モンゴル伝承民話- ■警戒しすぎた3匹 |
ある日、鶴、コオロギ、コウモリが出会いました。3匹は、「普段から周囲に注意深く、備える気持ちがあれば、命は安全。野獣から命を守ることは出来るよね。でも、突然の災害から身を守るにはどうしたらいいんだろう?」と話し合っていました。 |
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そこで、鶴はいいました。「歩くとき、強く地面を踏むのは危険だよ! 地面がへこんで、たくさんの生き物が落ちてしまうと思うと、心配で心配で。だから僕は、足をそぉっと持ち上げて、用心しながら歩くんだよ」 |
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次に、コオロギが言いました。「たくさんの水が流れ出したらどうしようか? 洪水になったら多くの動物が死んでしまうだろう? だから僕は、高いところにのぼっているほうがいいと思って、背の高い草や石の上にいるようにしているんだ」 |
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そして、自信たっぷりのコウモリが、「なぁんだ、君たちの方法で大丈夫かい? 僕は、天が落ちてきたらとすごく心配しているのさ。だから、高いところから逆さまにぶら下がって、天を見ているんだよ」と言いました。 |
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